管理業務主任者の働き方

マンション管理会社に就職するのが、管理業務主任者の働き方としては最もポピュラー。ちなみに管理業務とは、マンション全体を管理し、住人の快適な暮らしをサポートすること。そして、マンション管理といえば専門業者に委託するのが通常のやり方です。

管理業務のエキスパートと言えるのが管理業務主任者。国土交通省が所管する国家資格で、法律では30の管理組合ごとに1人配置することが義務づけられています。現在、約1200万人がマンションで暮らしていると言われる日本。マンションの戸数はこれからも増えるでしょうし、管理業務主任者のニーズは高まります。就職・転職に有利な資格であることは間違いありません。

定年退職した後でも、管理業務主任者資格があれば、再就職の可能性が広がります。事実、受験者の平均年齢も40歳を超えており、さまざまな働き方があるようです。また、マンション管理者とのダブルライセンスを取得し、ステップアップするケースも多くなってきました。巷で囁かれている(!?)年収は、4~500万円。管理組合との契約で報酬が決まるマンション管理士より若干低い想定とはいえ、安定した職業。今から計画を立てておくのもいいでしょう。

管理業務主任者やマンション管理士の資格があれば、組織に属するか独立するかの違いはあっても、専門性を活かして長く働くことは可能です。万一、マンションにお住まいの方々から、親しみを込めて「管理人さん」と呼ばれることがあったとしても、それはそれで嬉しいことかもしれません。

人の暮らしに密接にかかわる仕事ですから、一筋縄ではいかないケースに遭遇するかもしれません。でも、実務でスキルを磨けば磨くほど信頼を得、やりがいが大きくなるのが管理業務主任者の仕事ではないでしょうか。これからも、そんなエピソードを紹介して行きたいと思います。